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病院での治療

病院で行われる、腸閉塞(イレウス)治療を紹介しています。

腸閉塞(イレウス)治療方法

病院で行われる腸閉塞の治療は、症状や重症度によって異なりますが、以下の2つに大別されます。

保存療法

がんによって腸菅が狭くなったり、癒着により腸が折れ曲がったりする機械的腸閉塞の場合には、原則として保存療法が選択されます。

保存療法は、鼻または口から細い管を閉塞部位まで挿入し、腸内にたまっている水分や内容物、ガスを排出する方法です。

閉塞部位が腸の上部にある場合は胃管を、下部にある場合はイレウス菅を使います。これらの管を入れることにより、腸の狭窄やねじれの改善が期待できます。

腸閉塞が発症した場合、口から水分や食事を補給するのは、病態を悪化させる原因となります。そのため治療期間中の栄養補給は、点滴で行います。

また血液濃度と電解質バランスを補正する点滴や、感染症を防ぐための抗菌薬の点滴も同時に行うため、基本は入院治療となります。

この方法で症状が改善し、排ガス、排便が起こり、エックス線検査で腸管内のガスの減少、消失が見られたら、改善の兆候とみなされます。

手術法

【保存療法を3~7日間(高齢者の場合は3~4日)行っても症状が改善されない場合】
【血行障害がある場合】
【腸閉塞を繰り返す場合】
には、開腹手術が行われます。

手術は、腸管のねじれ部分や折れ曲がった部分の修正、原因となる異物や腫瘍の除去、必要に応じて腸管の一部を切除します。

また、より重症度の高い「絞扼性腸閉塞」の場合は、緊急手術を行う必要があります。癒着した部分を慎重に剥がし、腸の血流が回復すれば腸を切る必要はありませんが、すでに腸の一部が壊死していて、放置しておくと腸に孔が空く危険がある時は、壊死した部分を切断。正常な部分を繋ぎ合わせる処置をとります。

そのほか、ストレスや薬物中毒による「麻痺性腸閉塞」では、腹膜炎を併発する可能性があります。この場合、腹膜炎の部位を切除し、胃や腸に穴が開いている場合は、その穴をふさぐ手術を行います。

最近では、開腹手術のような大掛かりな手術ではなく、内視鏡の一種である腹腔鏡手術により、検査や手術を扱う病院が増えてきています。