
腸閉塞の種類を紹介しているページです。
腸閉塞には、「機械的腸閉塞」と「機能的腸閉塞」の2つのタイプがあります。
機械的腸閉塞には、以下の2種類があります。
どちらについても、もっとも多い原因として考えられているのは、手術後の癒着です。
一方、腸閉塞の3割を占めるのが、機能的腸閉塞。
こちらは腸管の気質的な原因ではなく、腸の動きをつかさどる神経の麻痺や痙攣、炎症によって起こる腸閉塞です。機能的腸閉塞にも、以下の2種類があります。
腸閉塞により血流障害が起こると、腸に酸素や血液、栄養が届かなくなり、腸が壊死してしまう恐れもあります。発症すると、強い痛みや悪心、嘔吐、腹部膨満などの症状があらわれます。
腸管がふさがれると大量の食べ物や消化液、便が腸内に充満していき、最悪の場合、生死を争う状況にも陥ります。初期の場合は開腹手術をせずに治療できる場合もあるので、異変を感じたら自己判断せず、病院を受診するようにしましょう。