
このページでは、オリゴ糖など乳酸菌とともに摂取したい成分/原料を紹介しています。
腸内環境をバランスアップさせるためには、腸内に住む善玉菌を活発にさせることがポイントです。
善玉菌を増やすためには、悪玉菌の増殖を抑えることが不可欠。そんな悪玉菌を抑制し、乳酸菌の働きをサポートするのがオリゴ糖です。
オリゴ糖は、人の消化酵素ではほとんど分解できないため、そのまま大腸に到達します。直接的なエネルギーにはなりませんが、腸内の乳酸菌のエサとなり、腸の機能アップに貢献してくれるのです。
またビフィズス菌は、オリゴ糖をエサにして増殖するだけでなく、代謝物として乳酸や酢酸などの有機物を生成します。乳酸や酢酸が増えると腸内は酸性になり、アルカリ性を好む大腸菌やウェルシュ菌など悪玉菌の増殖が抑制されるなど、まさに良いことづくし!
実際に、オリゴ糖を1日3g摂取した人の腸内環境を1週間後に調べたところ、腸内のビフィズス菌の占有率が38%になったというデータも発表されています。乳酸や酢酸が活発になることで、便通も良くなるので、便秘なども改善されやすくなりますよ。
また、乳酸菌の働きをサポートするために、食物繊維をコンスタントに摂ることもおすすめです。
食物繊維は悪玉菌を減少させる働きがあり、乳酸菌がより効果を発揮しやすい環境づくりに貢献します。
また食べ物に含まれる栄養素は小腸で吸収され、全身の細胞へと運ばれますが、この過程で不要物となったカスが大腸に運ばれ、便となり体外へ排出されます。
食物繊維は便の主要成分で、約30%を占めています。つまり、食物繊維がきちんと摂取できていないと便の排出がスムーズにいかなくなるのです。これが便秘の状態です。
便秘を避けるためには、食物繊維を含む食べ物をバランスよく摂ることが必要です。ちなみに、食物繊維の1日の推奨摂取量は20g。果物や野菜に多く含まれるので、意識してみて下さい。上記で紹介したオリゴ糖と一緒に摂取することで、相乗効果も期待できますよ。